初めての転職の際に介護職に転職しようと思った時、ただやりがいを感じる仕事だと思っているだけでは後悔してしまう恐れがあります。こんなはずではなかったと後悔する前に、介護職で働くことがどんなに大変なのか知っておいた方が良いかもしれません。
よくあるのはボランティアなどで介護を行う機会があった為、転職しても上手くやっていけると思ったのに実際は非常に大変だったというパターンです。実際の介護職はただ楽しいことばかりではなく、介護が必要な人の健康はもちろんきちんとケア出来るかどうかが重要です。単に数時間だけ楽しく触れ合うボランティアとは違う為、そのギャップがあることに注意した方が良いでしょう。時間内に業務をこなさなければならず、つきっきりで介護に当たることもあり得るなど辛い仕事ではありますが、もちろん辛いことばかりではありません。利用者と楽しく接することが出来れば、自ずと介護も苦にならなくなるかもしれません。
また、介護職は身体を動かす仕事だと思われがちですが、デスクワークが多いことにも注意しましょう。様々な利用者の介護に追われることから身体を動かすことにはなるものの、基本的に介護記録や業務報告書などの書類の作成も行うことになります。単に介護を行えばいいというものではなく、連絡を取り合う為や利用者の状態などを知る為など様々な場面で記録が必要となるので介護記録の存在は必要不可欠です。介護職はこのように理想ばかりではない為、転職したいなら覚悟が必要になるでしょう。
